2013/05/08
BASF、横浜スマートコミュニティに参画。研究・実験ハウス「スマートセル」プロジェクトに貢献
BASFジャパン株式会社(本社：東京都港区、代表：ヨルグ‐クリスチャン シュテック)は、建設産業に特化した事業部横断型組織「インダストリー・チーム・コンストラクション」(2009年発足)の取り組みにおいて、横浜市が支援する「横浜スマートコミュニティ」に2012 年3月より参画しています。 「横浜スマートコミュニティ」が推進する次世代コミュニティモデルとなる研究・実験ハウス「スマートセル」が、このたび4月26日にtvkハウジングプラザ横浜住宅展示場内(神奈川県横浜市)に完成いたしました。BASFは、この「スマートセル」プロジェクトにおいて、高流動コンクリート「スマートダイナミックコンクリート(Smart Dynamic Concreate)」､ 高性能断熱材「Neopor」、透水性舗装「エラストペーブ(Elastopave®)」、含浸系コンクリート表面保護材「プロテクトシル® CIT (Protectosil® CIT)」を提供することで、このプロジェクトに貢献し、建物全体のエネルギーマネジメントや施工における様々なソリューションを提示しています。
BASFの高流動コンクリート「スマートダイナミックコンクリート」は、工期短縮を可能にし、作業員の技量を問わず耐久性の高い密実なコンクリートの施工を実現します。高性能断熱材「Neopor」は、住宅を高断熱化することで省エネを促進し、含浸系表面保護材「プロテクトシル® CIT」は建物の長寿命化対策に最適です。また、透水性舗装「エラストペーブ」の施工により、ヒートアイランド現象を低減させるなど建築物におけるエネルギー効率を高め、CO2排出を削減することができます。これらのBASFの製品やソリューションが「スマートセル」の環境負荷低減技術に貢献しています。
「横浜スマートコミュニティ」が掲げる「スマートセル」プロジェクトは、暮らす人を元気にする自然環境や芸術・文化をはぐくみ、食やヘルスケア、さらには自然環境に負担をかけないエネルギーや循環型の社会システムを目指したコミュニティモデルです。BASFジャパンのプラスチックス・コーティングス・コンストラクション統括本部 副社長執行役員の瀬畑一茂は次のように述べています。「BASFは、本プロジェクトのエネルギー循環型の社会システムに賛同し、持続可能な将来に向けた社会のニーズに対して、化学を通して課題解決の提案ができたことを非常にうれしく思っています。今後もスマートハウスの技術の発展に、化学によるイノベーションを通して貢献をしていきたいと考えています。」
BASFは今後も建設産業において幅広いソリューションや技術とともに、付加価値を提供していきます。
【参考資料】
「スマートダイナミックコンクリート（Smart Dynamic Concrete）」
一般強度のコンクリートに特殊増粘剤「レオマトリックス」を一体化した混和剤「グレニウム6500シリーズ」を使用することで、自己充填性を有する低粘性の高流動コンクリートにアップグレードできる革新的な技術です。締め固め作業の低減によりコンクリートの打ち込み易さは飛躍的に向上し作業員の削減と工期短縮が図れ、耐久性が高く美観性に優れる密実なコンクリート構造物が得られます。 国土交通省「NETIS」登録技術No.KT-120023-A
「ネオポール（Neopor®）」
黒鉛（グラファイト）を混入させることで赤外線の吸収反射性能を強化し断熱性能を約20%向上させたEPS断熱材です。CFC, HCFC, HFCは非使用ですので環境に優しい断熱材です。低い吸水率で腐食耐性を有するため建築物の耐用年数に応じた持続可能な断熱性能を発揮します。 加工が容易で施工性が良いため多用途で使用可能です。
「エラストペープ(Elastopave®)」
連通孔を有する舗装材を形成するポリウレタン材料です。雨水は、連通孔を透過し土壌へ排水されるため、表面は乾燥状態を保ち、雨水などの跳ねがありません。鉱物骨材（大理石、石英、花崗岩、川砂利等）との組み合わせにより、高強度の舗装表面を実現します。又、色やサイズの異なる石を組み合わせることで、様々な視覚効果を演出することができます。歩道、駐車場、中庭、歩行者専用区域等の用途で自然に近い環境を実現いたします。
「プロテクトシル CIT(Protectosil CIT)」
含浸（シラン）系鉄筋腐食抑制材です。施工が容易で、無溶剤タイプの環境に優しい材料です。(JWWA Z 108:2004による浸出試験適合) 吸水防止性、遮塩性、鉄筋腐食抑制性という性能を有し、鉄筋コンクリート構造物の長寿命化対策に適しています。
国土交通省「NETIS」登録商品No.HR-060004-V
BASFの高流動コンクリート「スマートダイナミックコンクリート」は、工期短縮を可能にし、作業員の技量を問わず耐久性の高い密実なコンクリートの施工を実現します。高性能断熱材「Neopor」は、住宅を高断熱化することで省エネを促進し、含浸系表面保護材「プロテクトシル® CIT」は建物の長寿命化対策に最適です。また、透水性舗装「エラストペーブ」の施工により、ヒートアイランド現象を低減させるなど建築物におけるエネルギー効率を高め、CO2排出を削減することができます。これらのBASFの製品やソリューションが「スマートセル」の環境負荷低減技術に貢献しています。
「横浜スマートコミュニティ」が掲げる「スマートセル」プロジェクトは、暮らす人を元気にする自然環境や芸術・文化をはぐくみ、食やヘルスケア、さらには自然環境に負担をかけないエネルギーや循環型の社会システムを目指したコミュニティモデルです。BASFジャパンのプラスチックス・コーティングス・コンストラクション統括本部 副社長執行役員の瀬畑一茂は次のように述べています。「BASFは、本プロジェクトのエネルギー循環型の社会システムに賛同し、持続可能な将来に向けた社会のニーズに対して、化学を通して課題解決の提案ができたことを非常にうれしく思っています。今後もスマートハウスの技術の発展に、化学によるイノベーションを通して貢献をしていきたいと考えています。」
BASFは今後も建設産業において幅広いソリューションや技術とともに、付加価値を提供していきます。
【参考資料】
「スマートダイナミックコンクリート（Smart Dynamic Concrete）」
一般強度のコンクリートに特殊増粘剤「レオマトリックス」を一体化した混和剤「グレニウム6500シリーズ」を使用することで、自己充填性を有する低粘性の高流動コンクリートにアップグレードできる革新的な技術です。締め固め作業の低減によりコンクリートの打ち込み易さは飛躍的に向上し作業員の削減と工期短縮が図れ、耐久性が高く美観性に優れる密実なコンクリート構造物が得られます。 国土交通省「NETIS」登録技術No.KT-120023-A
「ネオポール（Neopor®）」
黒鉛（グラファイト）を混入させることで赤外線の吸収反射性能を強化し断熱性能を約20%向上させたEPS断熱材です。CFC, HCFC, HFCは非使用ですので環境に優しい断熱材です。低い吸水率で腐食耐性を有するため建築物の耐用年数に応じた持続可能な断熱性能を発揮します。 加工が容易で施工性が良いため多用途で使用可能です。
「エラストペープ(Elastopave®)」
連通孔を有する舗装材を形成するポリウレタン材料です。雨水は、連通孔を透過し土壌へ排水されるため、表面は乾燥状態を保ち、雨水などの跳ねがありません。鉱物骨材（大理石、石英、花崗岩、川砂利等）との組み合わせにより、高強度の舗装表面を実現します。又、色やサイズの異なる石を組み合わせることで、様々な視覚効果を演出することができます。歩道、駐車場、中庭、歩行者専用区域等の用途で自然に近い環境を実現いたします。
「プロテクトシル CIT(Protectosil CIT)」
含浸（シラン）系鉄筋腐食抑制材です。施工が容易で、無溶剤タイプの環境に優しい材料です。(JWWA Z 108:2004による浸出試験適合) 吸水防止性、遮塩性、鉄筋腐食抑制性という性能を有し、鉄筋コンクリート構造物の長寿命化対策に適しています。
国土交通省「NETIS」登録商品No.HR-060004-V
