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    MasterX-Seed マスターエックスシード

    コンクリート用早強剤・硬化促進剤

     ​マスターエックスシードとは

    マスターエックスシードを添加することにより、あらゆる温度条件でコンクリートの初期硬化のスピードを大幅に促進させ、作業効率、あるいは生産性の向上に貢献します。たとえば、プレキャストコンクリート生産時において従来のプロセスでは、加熱養生により硬化を促進し、高い生産性を達成していますが、 マスターエックスシードは加熱養生の温度または時間を削減し、加熱コストを低減できます。そのため、エネルギーを節約ならびに、CO2の排出量の削減に寄与します。

    コンクリート用硬化促進剤

    マスターエックスシード 120 JP​ ​​​

    マスターエックスシード 150 JP

    ​コンクリート二次製品製造における エネルギー効率向上のためのソリューション


    持続可能な建設産業で有り続けるためには、コンクリートやコンクリート二次製品メーカーは次の 4つの主要課題に対処することが求められています。

    ■ 製造プロセスの効率化

    ■ エネルギーの削減

    ■ 材料の最適化

    ■ 高品質な製品の製造

    コンクリート二次製品において、型枠の回転を早め、顧客に求められる品質を維持したまま少ない手間で効率良く製造することが成功のカギとなります。

    今日の激しい競争環境の下、こういったさまざまな課題に対してバランスのとれた対策をとることが重要です。

    コンクリートの配合(調合)をコストの面で最適化させつつ、脱型可能な強度にいち早く到達させることは成功要因の一つとなります。従って、製造時間とコストの削減を達成するために、コンクリートの硬化を初期段階で促進させなければなりません。

    コンクリートの初期強度発現を実現するために、ポゾリス ソリューションズは、クリスタルスピードハードニング(Crystal Speed HardeningTM(CSH)) のコンセプトによる新しいソリューションを提供します。 ​


    お問い合わせ

    フリーダイヤル: 0120-300-590

     


    商品案内カタログ

    作用メカニズム
    標準的なセメントの水和反応では、主要な構成化合物であるエーライト(C3S)と水が反応して、カルシウムシリケート水和物(C-S-H)の結晶と水酸化カルシウムを生成します。 C-S-H の核生成は発熱反応で、セメント粒子表面に析出し(核生成)、さらに成長するため にいくつかの工程を経る必要があります。 
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    水和発熱速度による促進剤の効果確認
    (使用セメント:普通ポルトランドセメント、水セメント比:50%、温度:20°C) ​
    種結晶の導入
    マスターエックスシード を添加すると、C-S-H ナノ粒子が種結晶としてセメント粒子間の液相で作用し、核生成過程を経ることなく結晶成長を開始することができます。この方 法は、シーディング(Seeding)として知られています。種結晶の添加により、水和生成物は、セメント粒子の表面のみならず、粒子間においてより顕著に成長します。それにより水和物の成長は無添加のものよりも著しく速く、初期硬化ならびに初期の強度発現性を向上します。種結晶を添加されたコンクリートは、粒子間の結晶成長により C-S-H が緻密化し、硬化し たセメントペースト部の品質を高め、耐久性の向上をもたらします。 ​

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    マスターエックスシード は、合成されたナノ粒子をサスペンションとして安定化させる ポゾリスの独自技術に基づいています。このようなナノ粒子は、練混ぜたコンクリートの中で種結晶として作用し、冬期・夏期および加熱養生条件等あらゆる温度下で効果を発揮します。 
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    マスターエックスシード のクライオ SEM (極低温電子顕微鏡)で観察した
    セメント粒子間で成長している C-S-H ナノ粒子の種結晶

    マスターエックスシードを使用することで、低温から加熱養生までのいずれの温度領域においても、コンクリートの早期強度発現性により生産性の向上が可能となります。需要縮小や難局に応じた生産能力の最適化は不可欠です。 マスターエックスシードは通常の生産設備においても、工程速度の改善や生産性を高めることで、多サイクル製造を可能にします。多サイクル製造 は、少ない型枠で生産効率を向上させ、既存の型枠の使用頻度を高めるなど、いろいろな用途に応じた型枠の使用を可能にします。
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